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日本の未来を支える、将来性のありそうな業界ベスト3

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本日は、IT、医療、金融などの王道以外の分野から、将来性がありそうな業界を選んでみました。

 

3位)日本型のサービス業(おもてなし産業)

ホテル、飲食、販売店などのソフト(マナーなど)を提供する分野。 

一昔前にMadeInJapanの製品が世界を制したように、MadeInJapanのサービスが世界を席巻する時が来るように思う。最低でも、発展途上国でのニーズは大きく、これから更なる成長が期待される東南アジアがその後押しとなるのではないだろうか。

アメリカも、日本の輸出力により多額の貿易赤字を計上していた時期があった。しかし、実際はアメリカ型のビジネスモデルやブランドなど形のない物を輸出して外貨を稼いでいたのだ。日本も、今後、同様に形のないものを輸出する時代にシフトしていくことになる。成熟した国家では物が売れにくくなる。その分、サービスなどの付加価値や新たなビジネスの仕組みが求められるようになってくる。日本の国策としても、日本ブランドのイメージ戦略に欠かせない分野であり、日本人であるメリットが最大限に生かせる。しかも、日本型サービス業は、武道や日本の伝統文化との関係も深く、文化の伝道師としての付加価値も提供できる。

 

提供する商品よりも、提供する形(心やマナーなど)にこそ、今まで隠れていた産業としての潜在力があるのではないだろうか?まだ未発達の業界なので、あらゆる分野の人達が集結して、日本型サービス業のノウハウを形式化して提供できると面白いと思う。日本型サービス業は、最強の輸出産業かもしれない。

 

2位)養殖業

今後世界は、確実に食糧難に陥る。農作物や畜産や水もそうだが、日本の強みを生かしながら、最も高い収益に繋がるのは養殖業だと思う。日本では、既にマグロの養殖にも成功している。世界最先端である。そこには、日本人独特の繊細な味へのこだわりや保存、加工技術があり、簡単には真似できない。将来的には最終過程(飲食業)もこの中に含まれるだろう。そのくらい日本の技術や食は世界的にニーズがある。

 

世界の海で、日本の養殖技術による食糧革命を起こせる日が必ず来ると思う。

 

1位)エネルギー関連産業

エネルギーは、世界の産業の中心だ。産業どころか資源外交など国家の中枢を担う戦略物資である。

日本には、世界最高峰の建築土木技術に支えられた掘削技術がある。それにより、新たな採掘技術(カナダのオイルサンドも日本の技術、カタールも日本のプラント建設)へと次々に展開していくノウハウもある。加えて、プラントをより効率化する省エネ技術や電機・自動車分野での省エネ技術など、この分野の先駆者と言っても良い。

今まで問題だったのは、肝心の日本に資源がないと言われていたため国内で産業が育つ土壌がなかったことだ。幸いにして、メタンハイドレードの掘削は土木技術がベースとなるため、日本の技術力を発揮する願ってもないチャンスとなっている。しかも、その次に来るであろう水素電池や発電も日本が実現化にこぎつけている。

私は、日本はエネルギー産業で、必ずや復活すると信じている。そして、この分野には巨大なマネーが眠っている。日本版ゴールドラッシュだ。

夢とマネーを両手に掴んで働ける業界である。

 

以上です。皆さん、いかがでしょうか?