映画評論家 町山智浩氏の人生が実に楽しそうに思える!
私は一日中ラジオばかり聞いている。情報もラジオ番組から得ることが多い。
ネットで流れているニュースはトピックとその説明で終わっていることが大半なので、もっと突っ込んだ情報を得るにはラジオが最高だ。
その理由は、テレビや大手メディアと違い規制が少ない分、論客が自由に発言できるからだ。
ラジオと言っても、私はラジオを持っていないので、基本的にyoutubeで聞いている。ネットの時代にラジオは親和性が高いと思う。
そんな折に、面白い番組を見つけた。
町山智浩が『チャーリー・シーンの近況』を語る - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=qWRZsGVoREA&list=UUir8hVc-V0z8R7vrD5zIVPw
町山智浩が「コラムの花道」で『トム・クルーズとサイエントロジー』を語る - YouTube
これ以外に映画紹介の放送がある。本来は映画評論家なので、どちらかというと映画評論がメインだ。
私も、若い時は映画関係の仕事がしたくてかなりの数の映画を観たが、彼の知識には到底及ばない。
町山氏は、元々出版社に勤めていたが、日本の映画評論の在り方(コマーシャライズされた論評)に嫌気さし、映画秘宝というマニアックな雑誌を立ち上げた。
その後キネマ旬報とのトラブルで日本で仕事が出来なくなり、家族で渡米することになる。
渡米時は英語が全く話せなかったそうだ。
現在は、バークレーに住みながら、新作映画のインタビューや日本への紹介、執筆活動、ラジオ出演などで食べている。
自分の大好きな映画の話を実に楽しそうに話しているのを聞いて、こんな人生もいいな~、と感じてしまった。
私も日本で失敗した時は、アメリカに渡ってゼロから自分の好きなことを追及してみたい。そんな第二の人生も悪くない。