自由を求めて、世界を周る

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努力や根性は幸せな時代の象徴(本当に頑張る必要なんてあるのかPart2)

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努力や根性と言う言葉に嫌気がさす人も多いと思う。考えてみたら、これは高度経済成長(幸せな時代)の象徴なのかもしれない。

前回のエントリーに続き、努力や根性論について考えてみる。


本当に頑張る必要なんてあるのか? - 自由を求めて、世界を周る

 

努力や根性がもてはやされた時代

アニメでスポ根が流行ったり、モーレツサラリーマンが世の中に溢れていた時代。

それはまさに高度成長下で、何となくその流れの中に居れば幸せだった、そんな時代の産物ではないだろうか?

今はどうだろうか?

本日ニュース番組で定年後に投資をして生活している人が出演していたが、ハイイールドの商品に手を出していた。理由は、今の資産だけでは今後が不安だかららしい。そして、保険会社や証券会社の運用部門の担当者も高利回りの商品を必死に探しているそうだ。

努力や根性で築き上げた財産が一瞬で吹き飛ぶ時代だ。リーマンショック然り、また多くの人が財産を失うことになるだろう。既に、日本の国家財政は借金まみれだ。

確かに正しい努力はいつの時代も必要だが、やはり頭の時代になったのではないだろうか?頭と言うのは、日本の学校でやっている暗記を繰り返すスキルではなく、純粋に考える能力だ。

今日に至るまでの時代の変化こそが、努力や根性と言う言葉そのものに違和感を感じる理由のような気がする。