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金は既得権者の周りに落ちている【ヒットマンの法則】

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私の古くからの友人が、昔ハンターの法則というのを考え出した。彼は、潰れかけた町工場をほんの数年で有名な下着メーカへと変貌させた。その手法に対抗して私が考え出したのが『ヒットマンの法則』である。

 

ヒットマン現る

ハンターは市場を縦横無尽に駆け回り、マーケットの利益を次々と獲得していく。それに比べて、ヒットマンは市場に顔は出さない。隠れた所から唯一の獲物を撃ち落とす。玉だけが宙を飛び回る陰の存在だ。

ビジネスに置き換えると、ニッチな場所にある利益を確実に得るのだが、何度繰り返しても目立った存在にならない。

 

利益の居場所

その為には、特別な嗅覚で利益がどこに存在しているのかを突き止める必要がある。それが唯一と言っていいヒットマンの特性だ。勿論、撃ち落とせるだけのビジネススキルは必要だ。

 

ヒットマンは言う

利益は、確実に既得権者の周りに転がっている。

ただ、その存在を知っている人は意外に少ない。

 

利益はどのような姿をしているのか?

ヒットマンも陰の存在であれば、そんなおいしい利益も当然はっきりと姿を現さない。では、一体どこでどんな形をして存在しているのだろうか?

まず、既得権者とは、俗にいう天下りなど国の財布にぶさ下がっている人達のことだ。日本のような大国になると、その規模は相当大きい(大企業、学者、役人、みんなが恩恵をうけている)

ただし、中国のようにあからさまに金をポケットに入れるようなことは、この国ではできない。よって、国の予算として市場にお金が流れていく過程で、既得権者の手の中をすり抜けていくことになる。その間に民間企業として利益を得るチャンスがあるのだ。

これを徹底的に追及して、利益を見つけたら確実にヒットするのがヒットマンだ。勿論、違法行為は厳禁だ。きちんとしたサービスとして関係者全員に納得してもらえるだけの内容が必要だ。

ヒットマンが現れた時に、その周辺で利益が姿を変えて歩いているのが、日本型の資本主義マーケットなのだ。

 


【楽して稼ぐヒットマンの法則】なぜハンターよりヒットマンなのか? - 自由を求めて、世界を周る