自由を求めて、世界を周る

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最小限の労力で最大限の成果を得るには【野村監督を分析してみる】

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最小限の労力で最大限の成果を得るにはどうしたらよいだろうか?

以前のエントリー(お金を稼ぐために最も必要なもの - 自由を求めて、世界を周る)で、

成功した人の考え方を分析する(特にそこにロジックがありそうな人) 

 と書いたが、私の中ではこの手法が最も効率的だ。

 

では、野村監督を例にとって実際にやってみたいと思う。

野村監督は、極貧の生活から、(ドラフトにすらかかっていない)テスト生で入団し、最後には名選手、名監督までのぼりつめた。そこには学ぶべきものがあるはずだ。

野村克也 - Wikipedia

 


「これが、野球だ」~監督編~■野村克也 1990年制作 【名球会ビデオ野球教室】 - YouTube

 

Youtubeの動画で、野球の監督について語っている。これをもとに分析していきたいと思う。仕事、人生、全てに当てはまる内容だと思う。

 

身体で覚えるは、嘘 → 頭で覚える

一般的には常識になっているかもしれないが、当時のスポーツの現場では非常識だった。スポーツですら頭で覚えるのが理想らしい。

つまりは、スポーツ選手ですら、『考え方』如何で成績が決まってまう。

 

監督のスキルとは、どのように野球を理解しているか?

物事をどのように捉えて、理解しているかが、最も重要とある。

これも考え方に関する回答だ。理解の仕方、または理解度で結果が大きく変わる。

 

育てるには段階がある

  1. 鍛える(基本スキル) × みんな最初に技術をやりたがる
  2. 試す(自分にあうものを探す) その過程で変わっていくことが進歩である
  3. 見つける

2と3の間に、創意工夫や方法論の確立がある

 

育てるとあるが、自分を育てる(スキルアップ)場合も同じ要領だ。 

この創意工夫をし、最終的に方法論にまで結びつけられるかどうかが重要で、これが出来ている人は少ない。

 

ここからは私の感覚だが、その方法論を他人に教えたり、伝えたり出来る能力が組織作りや人材育成には大切なのだと思う。そして、それこそが私の苦手なスキルだった。

 

監督の業務とは問題解決

その為には定理、原則が必要で、例えば、勝敗を動かしているものの原則は、監督の判断や能力と選手の気分、とのことだ。

企業と同じである。

 私は、この選手の気分(雰囲気など)を扱うのが苦手で、会社経営を諦めた。

最終的に、気分に左右されないスタイルで仕事を進めている。

 

必要だと分かった上で、苦手なものは省いて、その代替案を作っていくのが私のやり方だ。

 

勝負に必要な能力

  1. 耐える能力、待つ能力
  2. 逃げる能力
  3. 捕まらない能力

1.耐える力

忍耐力は本当に重要で、後々忍耐力のお蔭で成功したことを実感することになると思う。

2.逃げる能力

勝ち逃げする能力。多くの経営者が一度は利益を上げても、それを使い切って破たんしているケースが多い。逃げ切れるかどうかがとても重要だ。

ここで触も触れているのでご参考まで↓


お金がないと投資ができないは嘘!全ての経済活動が投資だ - 自由を求めて、世界を周る

3.捕まらない能力

どんでん返しを食らわない、と言うことだと思う。

これに必要なのは人との出会いとのことだ。最後に出会いが勝敗を分けると話しているのがリアリストの野村監督らしい。

 

因みに、人との出会いは運を運んでくる。運をコントロールする方法として人との出会いの選別がある。

 

さて、こういったことをいくつも繰り返して、自分の中で消化していくのが私のやり方だ。そして、自分の経験から自分の方法論を作っていく。

その通りに実行すると、思った通りの結果が出る。100%ではないが、徐々に確率は上がっていく。ここでも忍耐が必要だ。