大前研一の「幸せになる生き方」から学ぶ生き方の極意
幸せって何ですか?
私がまだ18歳の時に、とても魅力的な女性に出会いました。当時の私には、彼女が幸せそうに生きているように見えて、且つ、一緒に居ると言葉にならないくらい心地良かったことを覚えています。
あれから26年が経ち、私は運良く何億円ものお金を手にして、でも何故か物足りない日々を過ごしていて、そんな時に、偶然その女性の近況を知る機会があり、彼女は結婚して子供を産んで、そして当時と同じように幸せそうに笑っていました。
幸せって何なんだろう?
どうしたら幸せになれるんだろう?
そんな疑問を解決してくれる短い動画です。
青い鳥症候群
この動画の内容はとても簡単で、『青い鳥を追いかけるな』これだけです。
青い鳥(実現できるかどうか分からないもの)をずっと追いかけるよりも、現実で満足する方法を見つけるべきであり、その為には、今やっていること(今できること)に集中して全力で取り組むべきである。そうすると、仮に失敗しても次に進む時に前回の努力が無駄にならない
そうやって少しずつ現状を良くしていくしか方法がないのかもしれないです。
幸せを求めて!
私の人生も、ずっと現状に不満で、常にもっと良いものを求めて色んな場所や仕事を転々としていました。人生が好転し出したのは、もう行き場が無くなって、与えられた環境でやるしかなくなった時です。
そして、経済的に一段落ついた今、また青い鳥を追いかけようとしていたのかもしれないです。
私が出会ったその女性は、私とは真逆で、常に与えられた環境の中でより良いものを探して、見つけて、向上心を持って生きていました。出会った人に対しても、常に短所ではなく長所を見つけては、コミュニケーションを取っていました。
彼女は、きっと私と別れた後も、同じように自分の属する環境の中で全力で生きて、そして、小さな幸せを集めて、一つずつ満足を積み上げながら生きてきたいのだと思います。
きっと大変なことがたくさんあったでしょう。逃げたくなったこともあっただろうし、不公平だと感じたこともあったでしょうね。でも、その環境の中で最大限出来ることをやっていく以外解決策はないのかもしれません。失敗したら、またやり直しです。そうやって少しずつ現状を改善しながら、自分の置かれている状況を楽しみながら生きてきたのだと思います。
彼女の笑顔からそんなことを感じました。
18歳の私は、ずっと彼女のような人間になりたくて、そして、忘れたころに、また彼女との差に気付いて、何か希望みたいなものを彼女からもらった気がします。
幸せって、実はとても近くにあって、しかも自分次第なんでしょうね。そんなことに気付かされました。