自由を求めて、世界を周る

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今、世界で何が起こっているのか?

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photo by joiseyshowaa

昨日から、ずっと色んな人のブログを読んでました。

少し休憩して、現在の世界と言うか日本などの先進国の置かれている状況について考えてみたいと思います。

 

何が一番変わったのか?

私は世界全体のバランスが変化したことが一番大きな変化だと思っています。それによって、日本など先進国の中間層が失われつつあります。

 

以前は、先進国と後進国が大きく分かれており、後進国からのアドバンテージで先進国の豊かな生活が担保されていたのではないでしょうか。

要するに先進国は、後進国から搾取していたことになります。それを支えていたのが、グローバル企業と後進国の既得権者です。

 

これが、現代ではその差が急速に縮まってきています。

その結果、同じ先進国の中でパイの奪い合いをするしかなく、それが貧富の格差に繋がっているのだと思います。

加えて、インターネットと移動手段の発達による急激なグローバル化キャピタルフライトを容易にしています。そうなると富の再配分すら困難になってきます。

 

これからどうなるのか?

私は、この流れは止まらないどころか、今後加速していくと思います。

企業は、より安い地域へ生産拠点を移し、そして今後伸びそうな市場へ我先に進出していきます。

また、情報や教育の流通も、昔に比べ格段に容易になっています。これらのコストが安くなればなるほど格差は縮まっていきます。

それに加えて、現代は人権の時代です。人口がみるみる増えていくために、食糧や資源など生活のベースとなるものの需要が急速に増えていきます。

その結果、更なるパイの奪い合いが起こります。

 

日本は、もう高度成長期の夢は見れないのだろうか?

経済成長は、全ての不安を打ち消します。

政治家は様々な政策をうっていくはずで、一時的に景気が良くなることはあっても、昔と同じ状況には戻らないです。

世界全体の構造が変化しているので、今までの延長線上に国民が期待している未来はないです。

 

では、日本に策はないのか?と言うと、私は可能性はあると思っています。

第一にやるべきことは、たった一つで、上手くやれば国民の痛みは最小限で済むと思っています。

それについては次回書こうと思っています。